ユニセフunicef日本人職員 現地報告会〜イエメン紛争下の教育支援〜
- Social Impact Act
- 2017年1月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年8月5日
ユニセフ(unicef)日本人職員 現地報告会
2017年1月24日に品川ユニセフハウスで『ユニセフ日本人職員 現地報告会』が開催されました。
ゲストスピーカーは大平健二氏です。
高知県出身。英国ロンドン大学Institute of Educationにて教育と国際開発の修士号を取得。 1997年、アフリカのザンビアにて民間企業勤務。在モザンビーク日本大使館勤務を経て、2007年~2010年ユニセフ・モザンビーク事務所に教育専門官として勤務。その後JICA専門家としてモザンビークとケニアで3年半活動後、2014年11月よりユニセフ・イエメン事務所教育専門官。半年のヨルダンへの一時退避を経て、現在はイエメン国内で本部のある首都と地方事務所を移動しながら活動中。 http://www.unicef.or.jp/event/yemen20170124/より引用
イエメンとは
イエメンとは、北をサウジアラビア、南は海を面してソマリアなどと隣接する中東に位置する国で現在、国民の70%が人道支援が必要であると言われています。

@外務省より引用
イエメンは日本人にあまり馴染みがないかもしれませんが、例えば、モカコーヒーの原産はエチオピアですが、モカはイエメンの都市のモカという名前から来ています。
また、聖書の中にノアの箱船という物語がありますが、水が引いて一番最初にまちを作ったところがイエメンと言われています。イエメンは雨が滅多に降らず非常に乾燥した気候です。
一人当たり世界で銃の所有率ではアメリカに次いでイエメンが二番目などの特徴もある国です。
イエメンは、アラブの春などの影響によって、反政府派が首都を無血制圧しましたが、それを受け、隣国などの介入などもあり、一時は休戦協定が結ばれるも、2016年の7月から現在(2017年1月末)まで政府側と反政府側との戦争状態が続いている状況です。
2014/9 反政府無血首都制圧
2015/3 サウジアラビア連合国 空爆
2016/4〜6 一時休戦
2016/7- 再戦
数万人の国民がジブチに難民として逃れ、また200万人近くが国内難民となっていますが、国交を越えないので、ニュースにあまり取り上げられていないそうです。
現在、イエメンで活動する国際機関はunicefなど非常に少数で、日本からの渡航は治安上の観点からも固く禁止されています。
紛争下の教育支援
治安や基礎的インフラが断絶されている中での教育支援活動について報告がありました。
教育の重要性は多くが賛同しますが、優先順位としてみると、やはり、食事や病院などの直接生命に関する領域が優先されるため、どうしても後回しにされる傾向にあると言います。
様々な前提条件が欠落している中での活動については、どのように人を巻き込み(イエメンの場合は政府や反政府、一般国民、関連団体)戦略的に活動していくかということも重要です。
ユニセフでは広く途上国においてネットワークとまた情報の発信や勉強会なども企画しています。興味をお持ちの方はユニセフのホームページを除いてみてはいかがでしょうか?
・http://www.unicef.or.jp/
今回は、『ユニセフ日本人職員 現地報告会』の内容を紹介しました。
引き続き、途上国の現状や課題、その解決に向けた取り組みについても紹介していきます。