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執筆者の写真Social Impact Act

SDGsからソーシャルイノベーション×CSR×マーケティング


持続可能な開発目標(SDGs)とは ※1

2015年の9月にニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。

アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげました。この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。


SDGs

持続可能な開発目標(SDGs)の解決に向けた様々な取り組み

Social Impact Actでは、途上国の課題を解決するツールとして、金融の側面からの情報の比重が高いですが、その他にも、SDGsの解決に向けた取り組みについて、数多く取り上げてきました。「SDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)コペルニクフォーラム2016~SDGSの達成を目指して~

最近では、SDGs関連の情報を専門に取り扱う、「SDGs in action」というアプリなども登場してきています。(アップルストアからダウンロード可能です)



まさに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成のためには、深い洞察とともに、様々な「行動」が必要とされています。

その中で、注目される流れが、民間企業によるソーシャルイノベーション×CSR×マーケティングの取り組みです。

ソーシャルイノベーション×CSR(CSV)×マーケティング(4.0)

(特に先進国の)民間企業は、いかにして持続的な革新を起こしていけるのかということが大きな経営課題の一つと見なされています。

また、単に利益だけではなく、ソーシャルインパクトや社会的課題にどのように取り組みべきなのかということは、今や経営目標の一つと見なされてきました。

これは、従来の募金や援助ということではなく、本業との架け橋や、CSR・CSV、またマーケティングとして広い意味で持続可能な開発目標(SDGs)の解決にいかに民間企業が取り組むのかという流れです。

マーケティングの巨匠である、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院のフィリップ・コトラー教授は、現代は、マーケティング4.0の時代であり、マーケティングは、自己実現を満たすものである必要があると提唱しています。

【コトラー教授のマーケティング】

マーケティング1.0:製品中心

マーケティング2.0:消費者志向

マーケティング3.0:価値主導

マーケティング4.0:自己実現

数年前は、企業活動においていかに「価値」を提供するかということが重要であると声高にさけばれていました。

その一方で、日本におけるクロスフィールドの「留職」の試みや企業のプロボノ、パラレルワークの注目などは、まさに「自己実現」のための活動と分類することができるかもしれません。

SDGsの解決に向けた、民間企業や社会起業家、NGOなどの活動を推進する取り組みについて、Social Impact Actでは引き続き、注目していきます。

また、(株)ライフドラムラボでも、SDGsと経営をいかに結びつける為のご支援をさせて頂いております。合わせてご参照ください。

引用URL

※1「国際連合広報センター」http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

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