グリーン・オーシャン大賞2017
5月31日(水)17時~19時法政大学ボアソナード・タワー26Fにて、「グリーン・オーシャン大賞」が開催されました。
オルタナ編集部は、社会課題を起点にしたビジネスアプローチを「グリーン・オーシャン戦略」と名付けています。「グリーン・オーシャン大賞」とは、社会課題を起点にしたビジネス創出に対するアワードです。
受賞企業は下記となります。
◆大賞・金賞 ボーダレス・ジャパン 9つの社会的事業で急成長
→今後も新しい、ソーシャルビジネスを企画しており、今後の取り組みが注目されている日本発のソーシャルベンチャーです。
◆金賞 LIXIL 2ドルトイレで衛生課題を解決
→トイレという、日本では当たり前のインフラを途上国において、展開を模索しています。またSATOという2ドルトイレで衛生課題を解決を目指しています。
◆銀賞 リクルートコミュニケーションズ 引っ越し先の情報を対面で
→専業主婦などの層の社会進出を引っ越し先のローカルの情報提供を通じて実現を企画しています。
三越伊勢丹ホールディングス 伝統工芸品を育て、「世界ブランド」へ
→JAPAN SENSEという日本の美意識や伝統工芸を世界ブランドへ引き上げる取り組みを行い、老舗企業などの後押しを実施しています。
ウーバー・ジャパン 過疎地の交通、ITで再構築
→今回不参加でしたが、ウーバーのプラットフォームは、交通設備がいき届いていない過疎地などでも活用が期待されます。
長寿乃里 壊れにくい傘でゴミ問題も改善
→風や衝撃によって壊れてしまう傘が日本で大量に発生しています。この社会的課題を解決する為に、あえて、折れてしまう傘を開発し、その展開を企画しています。
その他、銅賞として、ファンケル、セールスフォース・ドットコム、フェアトレードコットンイニシアティブ、シュアールなどが受賞しました。
CSVやグリーン・オーシャン戦略、SDGsビジネスなど様々な呼び名がありますが、こうした取り組みが増えてくることが期待されます。
ソーシャルインパクトアクトでは関連トピックについて、引き続き紹介していきます。