富裕者層資産はSDGsに流れるのか?
プライベートバンクブランド、世界最大手のUBSが、「Mobilizing private wealth for public good」を発表しました。
日米では、富裕者層には、ファンドラップなどのウェルスマネジメント商品が活発に販売されていますが、同社は、国連持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する、金融商品の販売を強化(今後5年間で50億米ドル程度)していくことを宣言しました。
富裕者層の中には、投資における、経済的リターンだけでなく、社会的リターンも意識したポートフォリオを志向する層もいます。
これは、単に個人的な選好の問題だけでなく、高度に分散投資を行なった際には、個別企業の最適問題ではなく、社会全体の持続的発展が結果としても、高い経済的運用成績をおさめるという、経済合理性の判断にすぎないなど、様々な分析があります。
いずれにしても、世界最大手のプライベートバンクブランド、UBSがSDGsに関して注目することで、その他金融機関における取り組みなどが注目されます。
株式会社ライフドラムラボでも、企業や団体のSDGsの取り組みの定点観測を行なっており、その一部を公開してます。
企業や団体の取り組みやSDGsの活用の他社事例などについて関心がある方は、お気軽にお問い合わせください。
また、SDGsに対する取り組みを行う企業の運用パフォーマンスについても、ソーシャルインパクト・リサーチさんと共同し、指標化なども行なっています。
こちらについては、6月29日に恵比寿ガーデンプレイスタワーで開催される「企業は「持続可能な開発目標(SDGs)」をいかに企業戦略に活用することができるのか?」のセミナーでも紹介予定となります。
合わせてご参照ください。
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