「持続可能な開発目標(SDGs)アトラス2017年版」では、「世界開発指標2017年版」(World Development Indicators 2017)のデータをもとに、持続可能な開発目標(SDGs)の世界のトレンドや課題、成果を紹介しています。
レポートは下記からダウンロード可能となっています。SDGsなど関連する領域に携わる方は是非、チェックしてみてはいかがでしょうか?
レポートでは、国・地域別に17の各SDGの目標の達成に向けてた進展度などを広範に分析しています。例えば、貧困の削減の目標に対して、現在の取り組みだけでなく、その経過についても紹介しています。
1990年代には世界人口の1/3に及ぶ、18億人が絶対的貧困に陥っており、その半数は東アジア・太平洋地域に集中していました。ただし、東アジア・太平洋地域においては、とりわけ中国と南アジアの発展により、世界で約10億人が絶対的貧困から脱出しました。
一方で、サブサハラアフリカでは一日1.90ドル以下で暮らす人々の割合は減少傾向にありますが、母数の人口が増加していることにより、絶対的貧困層は1990年よりも約1億人増加して2013年には約4億人に増加しています。その為、現在、サブサハラアフリカは世界の絶対的貧困層の半数を抱えている状況だと分析しています。
その他のSDGsの目標についても様々な観点から分析が行われています。
興味を持たれた方は是非、原文にあたってみてください。
今回は、「持続可能な開発目標(SDGs)アトラス2017年版」のレポートを紹介しました。
引き続き、関連トピックを紹介していきます。
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