『中米の子どもたちに算数・数学の学力向上を』
2017年11月10日にJICAにて、プロジェクトヒストリー「中米の子どもたちに算数・数学の学力向上を」が開催されました。
Socail Impact Actでは、本業の傍、有志で、途上国向け教育コンテンツを企画しており、ようやく形になってきましたが、何か参考になることはないかと参加してきました。
(SIAで企画している教育コンテンツやプロジェクトについては、また折をみて紹介していきます)
プレゼンターの西方氏は1987年の協力隊の活動から、現在まで中米地域で子ども向けの算数数学敎育を実施しています。
ホンジュラスなどのプロジェクトでは、教科書の作成や、先生の敎育まで幅広く実施されています。こうした活動が広がっていくことが期待されます。
途上国の産業の断絶
途上国プロジェクトの特徴として、敎育に閉じた話ではないのですが、産業の断絶が起きていることがしばしば見受けられます。
例えば、敎育について言えば、敎育コンテンツの企画・制作会社と、敎育機関の断絶や、コンテンツの流通の断絶など。そもそも、卵が先かの議論ではありますが、途上国では民間の敎育コンテンツの企画・制作会社の存在が稀有です。日本では、ベネッセさんや、学研さんだど多々ありますが。
途上国ではNGOやNPOなども募金や寄付を通じて、教育サービスを提供している機関は数多くあり、素晴らしい取り組みであり、応援している一方で、持続性の観点から、どのように産業(クラスター)を作っていくのか?それはコンテンツの現地生産なども含め、プロジェクトが進展してきた際に、どのような絵を描くか引続き検討していきます。
途上国向けのプロジェクトは社会人のプロボノなど募集しています。
月一程度で集まっていますので、ご関心をお持ちの方はご連絡ください。
また、途上国向けプロジェクト以外でも、企業戦略・経営戦略領域について、中途採用を実施しています。
こちらもご関心をお持ちの方はお気軽にお問合せください。
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