持続可能な社会の推進の文脈で、環境問題の話題を最近目にする機会が増えてきています。
そんな中、様々な認証が並列しており、疑問を持つことも多いのではないでしょうか?
今回は、「環境価値」という文脈の中で登場する、Jクレジット・非化石証書・グリーン電力証書について、それぞれ解説します。
■Jクレジット
・省エネ機器や再生可能エネルギーの導入、森林経営などの取り組みによるCO₂などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度
■非化石証書
・化石燃料を使っていない「非化石電源」で発電された電気が持つ「非化石価値」を取り出し、証書化したものです。非化石価値取引市場で売買されます
■グリーン電力証書
・太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーによって発電された電気(グリーン電力)の環境価値を証書化したもの。 企業や自治体の間で取引を可能です
概要は上記となりまうすが、違いをみていきましょう
目的・創出トリガー・発行主体
■Jクレジット
・企業が温室効果ガスの削減に貢献しやすく
・再生可能エネルギーや省エネ機器導入による温室効果ガスの削減
・国(環境省、経済産業省、農林水産省)
■非化石証書
・石油や石炭を使用しない電力源の推進
・石油や石炭を使用しない非化石電源による発電
・国(経済産業省)
■グリーン電力証書
・太陽光発電や風力発電などの 再生可能エネルギー源の推進
・再生可能エネルギー(太陽光発電や風力発電など)による発電
・グリーン電力証書発行事業者
3つの制度の違いなど、少しイメージがつきましたでしょうか?
詳細は、それぞれの制度のホームページなど閲覧してみてください。
■Jクレジット
https://japancredit.go.jp/
■非化石証書
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/hikasekishousho.html
■グリーン電力証書
https://www.jqa.jp/service_list/environment/service/greenenergy/file/index/outline.pdf
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