SIAの今井です。
最近は、外資戦略系のコンサルファームのご支援なども並行して実施しておりますが、別途、有難いことにSDGsに関する問い合わせは、本当に増えてきたなと感じます。
以前は、企業の中で、個人的にSDGsなどに興味があってたまたま目に留めてもらって、というようなケースが多かったように感じますが、最近では、企業だけでなく、メディア関係や官公庁系、各種団体といった方まで裾野が広がったなと感じます。
最近、企業戦略やマネジメントはどうあるべきかを考えた際に(個人的に、戦略などを考えるのが好きで、後輩が強かっただけではありますが、大学時代などは囲碁で全国大会で優勝するほどには、戦略が好きで)、企業戦略について近代コンサルの基礎となったフレデリック・テイラー(1856~1915)のいわゆる科学的管理法とその派生には限界があるように感じます。
ピタードラッカーの言葉をかりれば、「事業上の最大の機会は、新技術、新製品、新サービスではなく、社会の問題の解決、すなわち社会的イノベーションである」、マイケルポーター流にいうと「CSV」となるかもしれませんが、古くて新しい、そもそもなんの為に企業が存在すべきかという点に根ざした支援の形を模索したいなと考えています。
そういう意味で、企業や団体にとって、SDGsという切り口やフォーマットにこだわる必要があるかという点は、議論があるかと思いますが、企業のマインドモデルの変革、それは社会の問題の解決が事業の機会であり、同時にチャンスであるという認識の拡大の契機としても引き続き、ウオッチしていければと考えています。
※別途、途上国向けのプロジェクトについても、現地に根ざし、支援ではなく「ビジネス」として継続する形のプロジェクトをいくつか企画していければと思います
Comments