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執筆者の写真Social Impact Act

SDGsインデックス&ダッシュボード2018と、データ整備の必要性は普遍的か


SDGsインデックス&ダッシュボード 2018

SDSN(Sustainable Development Solutions Network:持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」)とドイツのベルテルスマン財団が共同で、「SDGsインデックス&ダッシュボード 2018」が公開されています。

日本は、前回の2017年度版の順位11位から15位に後退していますが、レポートや利用指標の改変などにより、以前のバージョンとの直接比較はできないものとなっています。

ただし、国連統計委員会(UNSC)が承認したSDG指標をできる限り活用して、スコア付けを行っており、参考になるポイントもあるかと思われます。


SDGsインデックス&ダッシュボード

出典:SDG Index and Dashboards Report 2018. New York: Bertelsmann Stiftung and Sustainable Development Solutions Network (SDSN). P248より

日本は全体スコアが78.5で、下記のゴールに対する、スコア伸び悩んでいる状況です。

・目標5(ジェンダー平等)

・目標12(持続可能な生産と消費)

・目標13(気候変動)

・目標14(海の豊かさ)

・目標17(パートナーシップ)

レポートの中で、どういった指標を具体的に活用して、スコアを付けているのかも確認することができます。

国家全体のスコアに対して、民間企業が注力すべき個別指標が必ずしも同じである必要はありませんが、適切にマネジメントするためには、測定する必要はかねてより指摘されています。測定するためには、信頼にたるデータが分析可能な形で蓄積されている必要があります。

レポートのエグゼクティブサマリーにおいても「Inequalities in economic and social outcomes require better data.」とあるように、データの整備は、主体が国家であっても民間企業においても、重要な観点となるでしょう。

今回は、SDGsインデックス&ダッシュボード2018の内容を紹介しました。

引き続き、関連トピックについて紹介していきます。

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